ANAマイルの利用計画(特典航空券)
2019年、青ダイヤ3年目を迎えた。
「今年も青ダイヤに」と言いたいところだが、残念ながらそうもいかない。
- 昨年から始まった値上げ攻勢に耐えられる体力(財力)がない。
- 自分にとっては、ダイヤの維持(10万pp獲得)がそもそも大変。
が、主な理由。
そこで、来年以降に備えてマイルの有効活用について調べてみたい。
- ダイヤを失うとマイルの有効期限が復活してしまう。
- これまで貯めるばかりで、マイルを使ったことがなく、全然知らない。
一番お得な使い方は特典航空券、という噂を聞いたので、特典航空券について調べてみる。
■ 国内特典航空券
国内線特典航空券について、簡単にまとめるとこんな感じか(2018/10/28に変更になった模様)。
- 特典航空券で利用できるのは普通席のみ。
- マイル、プレミアムポイントは貯まらない。
- 特典航空券用の席がある場合のみ発券可能。
- 特典交換に必要なマイル数は、3通りのシーズン(L、R、H)によって異なる。
- また、区間基本マイレージによっても変わる。
- 予約内容の変更は、変更希望便の出発日の前日まで(かつ、元々の予約便の出発前)可能。
- 払い戻しは、航空券が未使用の場合のみ可能(手数料3,000マイル)。
- プレミアムクラスの利用は、当日空きがある場合のみ可能(所定の料金を支払う)。
費用感を掴むために最安値と最高値など。
ついでに、どれくらいの価値になるのかも。
- 羽田→新千歳の場合
- Lシーズン:片道6,000マイル。
- 普通席フレックス料金:36,760円
- 1マイルあたり約6.1円
-
羽田→那覇の場合
- Lシーズン:片道7,000マイル。
- 普通席のフレックス料金:43,590円
- 1マイルあたり約6.2円
※変更や払い戻しの条件から、フレックス料金と比較。
詳細は下記サイトで確認。
■ 国際線特典航空券
次に国際線について、簡単にまとめてみる。
- ANAグループ便が対象(NHかエアージャパンどちらかの運行便、他社運行便のコードシェアは対象外)。
- 特典交換に必要なマイル数はゾーンとシーズンによって変わる。
- ゾーンの数は8、シーズンは3つ(L、R、H)。
- 利用クラスは4種類(Y、PY、C、F)。
- マイル以外に、空港使用料やらサーチャージ等で別途料金が加算される。
- マイル積算対象外、プレミアムポイントも。
- アップグレード特典との併用は出来ない。
- 発券後の変更は、搭乗日と便の変更が可能(目的地やクラスの変更は出来ない、無料)。
- 払い戻しは、未使用時であれば可能(手数料3,000マイル)。
費用感を掴むために、Rシーズンで日本発(Zone1)の例を(※以下、マイル数は往復分)。
- 香港(Zone3)、Y:20,000マイル
- 香港(Zone3)、C:40,000マイル
- シンガポール(Zone4)、Y:35,000マイル
- シンガポール(Zone4)、PY:51,000マイル
- シンガポール(Zone4)、C:60,000マイル
- シドニー(Zone10)、Y:45,000マイル
- シドニー(Zone10)、PY:62,000マイル
- シドニー(Zone10)、C:75,000マイル
ついでに、どれくらいの価値になるのかも。
- ある日のNRT→HKG
- Rシーズン、クラスY:片道10,000マイル。
- エコノミー Flex Plus料金:100,570円
- 1マイルあたり約10.5円
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ある日のHND→SYD
- Rシーズン、クラスPY:片道31,000マイル。
- プレミアムエコノミー Full Flex Plus料金:236,120円
- 1マイルあたり約7.6円
※変更や払い戻しの条件から、Flex Plux料金と比較(Basic Plusは変更手数料が3万円)。
詳細は下記サイトで確認。
本日の調査結果として、次のようなことが言えるかな、と。
- (買い方に依ってくるとは思うが)国際線の方がマイルの有効活用が出来そう
- ただ、国際線はアップグレードポイントやマイルを利用したアップグレードが出来ないのが痛い。
- また、目的地や席のクラスによってマイル価値の計算が変わってきそう。
なんとなく、修行をやめた後にローシーズンにビジネスクラス(ファーストクラス?)利用で遠くに行くのがいちばんお得な気もしていたりする。