NCA貨物機が香港でエンジントラブル
日本貨物航空(NCA)の貨物機、香港国際空港への着陸時にエンジントラブルがあったとのこと。
こちらの記事の内容はざっとこんな感じ。
・3/29、香港国際空港で発生。
・成田空港発の日本貨物航空の747-8F(JA18KZ)。
・07L滑走路への着陸直前(地上まで50 feet)、No.3エンジンに火災を知らせる警報があった。
・機長はそのまま着陸し滑走路を出た。
・副操縦士がNo.3エンジンを停止し消火器を使用した後、警報は停止した。
・その後、クルーは航空管制に連絡した。
・空港の消防隊が、着陸時にNo.3エンジンから白煙が出ているのを確認していた。
・その後の調査で、No.3エンジンの外殻上部に火災損害が認められた。
・香港民間航空局(CAD)は本件を重大インシデントとした。
・当該エンジンは取り外され、今後更なる調査が行われる。
・航空機の情報は次の通り。
Boeing 747-8F
JA18KZ
General Electric GEnx-2B67
Owned by ICJ Leasing, Century Tokyo Leasing and Fuyo General
Managed by Mizuho Securities
この記事の内容をより深く把握するための補足情報。
・当日のルート
flighawareさんより。
・Runway 07L
07LはNorthen Runwayの西側。
・No.3エンジン
NCAの747-8FはGEのエンジンを4基搭載。
・CaptainとFirst Officer
Captainが機長、First Officerは副操縦士。
航空交通管制、または航空管制。管制塔はAir Traffic Control、管制官はController。
・Airport Fire Contingent
香港国際空港の消防隊かな。
成田空港で言うところのこちら。
消防・防火防災業務 | 業務内容 | NAAセーフティサポート株式会社
・CAD
Hong Kong Civil Aviation Departmentの略、HKCADとも。いわゆる香港の民間航空当局かな。
・JA18KZ
こちらの機体、使用者は日本貨物航空(NCA)だが、所有者は、興銀リース、東京センチュリー、芙蓉総合リースのリース3社。2014/10/24にNCAが購入したが、その1週間後の10/30に、これらのリース会社が所有者に。
JA Searchさんからの情報を参考にさせて頂いた。